文化財建築物でベートーヴェンを聴く
春の宵のコンサートへのお誘い
<新アドニス弦楽四重奏団 第11回定期公演>
チェロ奏者は平野知種さん です 荘厳な雰囲気の演奏会場
日 時 : 2009年 4月 9日 (月) 18:30開場 19:00開演
会 場 : 東京都指定文化財 「求道会館」
曲 目 : シューベルト 弦楽四重奏曲 第12番「断章」 D.703
ベートーヴェン 弦楽四重奏曲 第16番 Op.135
チャイコフスキー 弦楽四重奏曲 第 1番 Op.11
入場料 : 全席自由 3,500円
お問い合わせ、チケット取り扱い ベアード音楽事務所 03−5925−3495
チケット取り扱い 東京文化会館チケットサービス 03−5815−5452
新アドニス管弦楽団プロフィール
1st ヴァイオリン : 山中 光 2nd ヴァイオリン : 手島 志保
ヴィオラ : 小野 聡 チェロ : 平野 知種
1990年、ヴァイオリンの山中光、チェロの平野知種を中心に「アドニス弦楽四重
奏団を結成。1997年現在のメンバーで「新アドニス弦楽四重奏団」として新たな
スタートを切り、さまざまな演奏活動を続けています。
年に1回の定期演奏会を開催、昨年の第10回記念公演は、「音楽の友」、「音楽
現代」などで好評を博しました。毎回ベートーヴェンの曲を取り上げて、11回目と
なる今回は最後の弦楽四重奏曲、第16番を演奏します。
求道会館について
近代仏教の確立に大きく貢献した近角常観師が広く公衆に向けて信仰を説く場として
建築家武田五一氏の設計によって大正4年に建てられた仏教の教会です。
平成14年に東京都の有形指定文化財として復原され、幅広く活用されています。
新宿高卒 近角真一(新17回:ラグビー部OB)、よう子(新18回)夫妻が運営してい
ます。
今回の演奏会場が求道会館になった経緯
ラグビー部OB会で求道会館の存在を知り、建築関係の薬袋君と共に近角先輩を
訪問して建築家の武田五一氏の作品に感銘を受け、音響効果も音響学会折り紙付
きとの事なので是非ともクラシックの生演奏を聴いてみたいと意見が一致しました。
昨年の楡の木の会の定例会で薬袋君が平野さんに紹介したところ、現場を検分に
行かれすっかり気に入られて即座に定期演奏会の会場に決められたと聞き及んで
います。
平野さんは早稲田大学理工学部数学科卒業という異色の経歴の音楽家です。
今回の演奏会は文化財建築と緻密な数学の世界に通ずる澄んだ音色の演奏との
絶妙のコラボレーションが期待できるものと思います。
求道会館への案内図
地下鉄 東京メトロ南北線 「東大前」
1番出口(目黒より)から徒歩5分
地下鉄 東京メトロ丸の内線「本郷三丁目」
2番出口から徒歩15分
地下鉄 都営大江戸線「本郷三丁目」
5番出口から徒歩15分