年頭ご挨拶

                                   朝陽同窓会 会長 村上 光一


朝陽同窓会の会員の皆さま、新年明けましておめでとうございます。
2011年が会員の皆さまにとって輝かしい一年でありますようお祈り申し上げます。

さて、わが新宿高校は、来年創立90周年のおおきな節目を迎えます。
この時期にあって、新宿高校が、篠田校長の、あらためて都立高のリーダーとしての地位を
確立したいという強い意欲のもと、まちがいなく「名門復活」への歩みを着実に踏み出してい
る、と実感できるのがうれしいところです。

また視点をわが母校から日本の高校生全体に転じても、OECD が3年ごとに実施する世界
の学力調査(PISA)で、日本の高校一年生の学力レベルが前回より上昇したときけば、なに
がしほっとした気分にもなります。

そんな中、わが朝陽同窓会も母校に負けぬ元気な活動をつづけております。
去る10月には朝陽USAの設立総会がロスアンゼルスで開催され、アメリカ各地から10名の
同窓生が駆けつけました。11月には東海朝陽会が正式に設立され、これで朝陽同窓会の拠
点つくりは一応かたちを整えたといえましょう。

地方支部の会員の結束と勢いが朝陽同窓会のネットワークを支えていることは、私自身7月
に宮城朝陽会に参加させていただいて強く実感いたしました。
さらに、朝陽ブリッジ倶楽部が発起人16名で誕生しました。ゴルフや囲碁の試合とあわせ、ま
ずは戸山高校との交流戦を計画しております。

また、「元高校球児」たちの「甲子園」ともいうべき、11月の「マスターズ甲子園」に新宿高校
OBが東京地区代表で出場、皆でにぎやかに応援したことも、昨年の忘れられない思い出です。
一方、会費徴収に学校側の協力がむつかしくなったため、新卒業生の同窓会への加入が心配
されましたが、今のところ事務局の努力でなんとか乗り切れております。

しかし、学校やPTAとの強い連携は、今年も朝陽同窓会の大きなテーマです。母校をさらに
発展させようという思いは、われわれも、学校、PTAともにいっしょです。良き協力関係を作り
出すために、若い会員たちのエネルギーとアイデアをいただきながら今年も積極的にとりくん
で行きたいと思います。

学校創立90周年を目前に、われわれのこの伝統ある朝陽同窓会を今年もさらに発展させる
ため、役員・事務局一同努力を重ねる所存です。
会員皆さまのご協力とご指導ご鞭撻を心よりお願い申し上げます。
なお、今年の総会は5月28日(土)を予定しております。
ぜひご参集ください。