母校『進路部通信―新宿折をり』第23号に福田妙美さん(38)が寄稿

 臨床検査技師として20年の勤務経験を持つ福田妙美(38)さんが4月19日発行の『進路部通信―新宿折をり』(『進路部通信―新宿進化』を今号から名称変更)第23号に「自分を信じ、自分にしか歩めない人生で、社会に貢献を!」と題して寄稿されています。

 ここ数年にわたって女性が生徒数の過半を占める母校では、卒業後の進路として薬学、看護など医療分野に関心を持つ生徒が多く、学校進路指導部からはこの分野で活躍する先輩からの寄稿を毎年のように求められています。

 同窓会では進路指導部の要望に沿って、第5号(平成27年9月)では医師28回内藤淳さん、第16号(平成28年9月)では看護師38回吉田愛子さんにお願いして寄稿していただきました。そして今回、『新宿折をり』と模様替えした平成29年度第1号として、福田さんにお願いしました。

 お母様の交通事故を目の当たりにするという経験を持つ福田さんにとって、医療分野に進んだのは自然の選択だったようです。そして、国家試験合格とともに大学病院で配属された中央検査部・生化学検査室で医療チームの一員として、命を預かる責任感をベースに観察力、分析力、探求心を磨き、臨床検査技師として病気治癒に20年間献身されました。

 ご自分を進んだ道を振り返りながら、新宿高校から与えられたこと、高校友人のアドバイス、高校先輩でもある大学教授から得た教訓などを糧に信じた道を進んだ福田さんが最後に贈ったエール「新宿高校生らしく、自分らしく頑張れ!」は後輩生徒たちの胸に響くものと思われます。
 福田さんは現在、病院勤務を通じて感じた「健康を維持できる社会の仕組みが必要」との思いを実現するために新たな道に進まれています。

寄稿内容はこちらからご覧ください。