母校『進路部通信―新宿折をり』第25号に、日本初の女性レンジャー杉尾邦江さん(7)が寄稿
昭和36年3月3日付朝陽時報によると、高校1年の林間学校で初めて谷川岳に登って、神聖な山に登山すると云う行為から得られる崇高な感激にすっかり山の虜となった杉尾さんは、国立公園レンジャー受験資格である造園学を学ぶために東京農大に進学し、在学中の1960年に18人に1人と言う難関「国立公園管理職員採用試験」を突破、念願のレンジャー第8期生に合格され日本初の女性レンジャーとなりました。
大学卒業後は厚生省国立公園管理部に入省して、国立公園レンジャーとして活躍されたのち、同期入省のご主人と共に1972年に「自然と人間のより良い関係を作る」環境コンサルタント会社を興されました。
杉尾さんは間もなく81歳を迎えようという現在にあっても、創造性に富んだ環境コンサルタントとして揺るぎない地位を確立されている会社を通じ、自然と人間に向き合っておられます。
その杉尾さんがこれまでの人生で得たエッセンス「人生を楽しく生きるための言葉」(杉尾語録)を、進路選択を模索する現役生徒の皆さんに贈って原稿を締めくくられています。
杉尾さんの寄稿はこちらからご覧ください。
以下は昭和36年3月3日付朝陽時報の記事です。