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「進路部通信」第39号(平成30年10月号)に平岡啓さん(28回 日本経済新聞社常務取締役)が寄稿

 平成30年 10月13日発行の母校『進路部通信』第39号に平岡啓さん(28回)が「『勇気だけで人生は上手くいくか』。どうか。」と題して寄稿されました。

 高校生活の終わりごろに、当時世間を騒がせた疑獄事件の取材で昼夜を問わず黙々と張り込んでいた新聞記者達を通学路で目にして、かっこいいなぁと憧れた平岡さんは、就職活動では新聞記者一本に絞り、目出度く日本経済新聞社に入社されました。

 現在は労務・人事を所管する要職にある平岡さんは、憧れに誤解も多かったけど、大方どんな仕事もそんなもの、これまで40年近くやれてきたのだからよしと、新聞記者生活を振り返られています。

 平岡さんが就職活動時に内定しながら辞退した際に、その会社の幹部の方から言われた言葉「人生は勇気だけで上手く行くと思っていたらそれは違います」を今思い出しながら、後輩生徒たちに「自分で決めるしかないことが人生にはいくつかある」と 表題の言葉に託して投げかけられました。

  自称“ヒネた高校生”が唯一真正面から向き合ったのがラグビーで、練習は休まず、キャプテンも引き受け、結果はともかく文字通りラグビー漬けで過ごした高校生活に、密かな誇りを持っていると語った後、後輩生徒たちには、「結果にこだわらず、皆さんの一人ひとりの新宿高校物語を紡いでいつの日にか後輩諸君に聞かせてやってください」とエールを送って締めくくられています。

進路部通信39号の記事はこちらからご覧ください。

*平岡さん寄稿記事は『進路部通信』3ページ下段から4ページです。
*なお、1ページに「雑感」と題して寄稿されている国語科の池田篤先生は、本年四月に日比谷高校から転入された方で、本校卒業の33回生です。