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「進路部通信―新宿通信」第46号(2019年5月号)に関根聡さん(35回B 理化学研究所 革新知能統合研究センター チームリーダー)が寄稿

 2019年 5月1日発行の母校『進路部通信―新宿通信』第46号に関根聡さん(35回B)が『夢を持たずにここまで来た」』と題して寄稿されました。

  *関根さん寄稿記事はこちら『進路部通信』第46号3ページ下段から4ページにかけてです

 現在は理化学研究所のリーダーとして40名のグループを率いると同時に、ニューヨーク大学准教授、2つの会社の社長、複数の会社の技術顧問、学会役員に加え、地元商店街の副会長も務め、5年前までは楽天技術研究所ニューヨークの所長も務めていたという多彩な活動をされている関根さんは、高校時代は数学と物理が得意なだけの目立たない静かな青年だったそうです。

 自分の職業は多分「研究者」だろうが、「研究者になりたい」と積極的に思ったことも、「研究者である」と積極的に主張したこともなく、目の前にある面白いことに飛びつき続けていたら今の自分になっていた。「結果」を目標にするより「プロセス」を大事にすることが成功する確率が高いと、ご自身の経験から振りかえられています。

 「目の前に面白いことがない」という人には、ちょっと目線を上げて小さなことを意識すれば何かが見つかる。それに向かって行動を起こせば、同じような意識を持った人たちとの交流も生まれ、面白いことが次々と起こってくる。「目の前にある面白いこと」に取り組みつづけて行くことは面白いし、結果的に世の中が少しだけでも良い報告に進んだことを実感するのは楽しいもの。新宿高校の在校生、卒業生の行動によってこの世の中が少しでも良くなっていくことを願っている、と結ばれています。