東英文さん(17回)から新著寄贈
『今もなお険に浮かぶ旅の断片』 東(ひがし)英文さん(17)から新著『今もなお険に浮かぶ旅の断片』を寄贈いただきました。
東さんからは、本著について以下のような紹介文を寄せられました。
大学をでて、世界中をほっつき歩いた。しかし当時は勝手気ままにうろつくことなど不可能だった。持ち出せる外貨に制限があ り、そのうえ海外渡航者にはビター文、送金することができなかった。そんなわけで仕方なく砂漠の銅山で雑役夫をしたり、北ドイツの港町で沖仲仕をしたりし
て旅をつづけた。 そんな折、いまでも脳裏に灼きついている鮮烈な情景がいくつかあり、それらを原稿用紙にして十枚前後の、二十編ほどの小品にしてみた。