長佐古美奈子さん(32)から新著『ボンボニエールと近代皇室文化 掌上の雅』寄贈

  長佐古(旧姓大園)美奈子さん(32回)から新著『ボンボニエールと近代皇室文化 掌上の雅』を寄贈いただきました。
長佐古さんは勤務先の学習院大学史料館が委託された調査研究を担当する中で出会った『昭和大礼』のボンボニエールに魅せられ、以後ボンボニエールにまつわる来歴の調査と、地道に資料に当たるなどして、「ボンボニエールを読み解く」作業を重ねて来られました。
 そして、今まで語られて来なかったボンボニエールを取り巻く歴史の側面の一部を少しだけ明らかにすることが出来た今、その研究の集大成を本書で著されたそうです。
(注)ウィキペディアには「ボンボニエール」は以下のように解説されています。ボンボニエール(フランス語: Bonbonnière)は、もともと砂糖菓子(ボンボン菓子)を入れる容器を指す語。「ボンボン入れ」。ヨーロッパでは子供の誕生祝いや結婚祝いなど慶事に際して砂糖菓子が贈られることが多く、菓子を納めるボンボニエールにも記念品としての性格が生じた。日本では近代以降、宮中宴会の記念品(引出物)として配布される意匠を凝らした菓子器・工芸品がこの名で呼ばれる。