16・6・16目前に「朝陽十六会」開く
1937(昭和12)年4月に旧制府立六中に入学、太平洋戦争の始まった翌年、42(同17)年3月に卒業した16回生の「朝陽十六会」は、2015(平成27)年も6月16日に、数寄屋橋交差点東南角に移転した「桃杏楼」で開催した。出席したのは天田憲治、宇田川敏夫、粕谷俊治、武 英雄、村岡久志、山埜井乙彦、渡辺和郎の7人。卒業73周年、皆91歳前後であったが、この会に参加、再会できたことを喜び合った。
会は、正午から渡辺和郎君の開会あいさつに始まり、乾杯、事務報告のあと、しばらく歓談。そのあと全員が立って、近況、消息、軍歴、体験談、六中の思い出話などを次々に語り、記念撮影。次期世話人に渡辺、粕谷、山埜井の3人を決め、2時半過ぎに散会した。
「朝陽十六会」は毎年、六中卒業にちなんだ6月16日(6・16)に開いているが、次はいよいよ2016年、16・6・16を迎える。6月16日(木)に同じ「桃杏楼」で開く予定で、できるだけ多くの諸兄が参加されることを期待している。亡友のご家族も参加されるので、家族や介護者同伴大歓迎である。なお、卒業時、途中入退学などを含め316人の在籍者がいたが、この会開催時には、196人が亡くなり、65人が消息不明、現会員は55人となっている。 (山埜井記)
写真:前列(左から)村岡、武、渡辺。 後列(同)山埜井、天田、宇田川、粕谷。