第76回代表幹事会報告


第76回代表幹事会議事録

 2024年11月30日に母校大会議室にて対面開催された第76回代表幹事会の結果は以下の通りでした。

*********************** 議案書 兼 議事録 ***********************

2024年11月30日

第76回代表幹事会議案書
以下、議事録も兼ねて、議案書の中にそれぞれの議案についての主要な議論を書き込んであります。

東京都立新宿高等学校朝陽同窓会
幹事長  太田正行

 日時 2024(令和6)年11月30日(土)14:00~16:00
 会場 母校大会議室
 参加者 役員及び代表幹事 事務局長・局員及び顧問 総数29名
 *前回5月18日は、対面20名及び書面30名の合計50名←代表幹事約150名のうち)
 会長挨拶
 議事及び報告(議長:三上彩子会長)

資料1「朝陽同窓会規約」(代表幹事会について)
第19条 代表幹事は代表幹事会を組織し、次の事項を議決する。
1 総会の開催 2 会員名簿の作成 3 会務の遂行 4 予算案および決算案
5 役員の推薦 6 幹事長処理事項 7 その他必要事項
 役員は役員会を組織し、代表幹事会に提出する議案の審議・調整を行う。

----------- 議案 -----------------
<1> 母校110周年記念事業ワークショップ実施要項(第77回代表幹事会において実施)
(1)日時 2025(令和7)年3月1日(土)13:00~16:00
(2)会場 母校大会議室
(3)参加者 役員及び代表幹事、事務局長・局員及び顧問
(4)目的 母校創立110周年(2032年)及び同窓会発足100周年(2027年)に向けた記念事業の企画を検討する。
(5)準備 役員及び代表幹事、事務局へ「企画提案書」提出依頼。一般会員は後日受付。
*「企画提案書」2025年1月17日(金)締切。事務局宛メール.FAX、郵送にて

記載例(書式自由)
記念事業企画名 提案理由・概要
110周年記念誌発行 100周年以降の10年間の活動を記録。会員からの寄稿。写真を多用しビジュアルにする。
企画例:
①母校創立110周年記念式典・祝賀会開催
②同記念誌発行
③同窓会発足100周年記念総会・懇親会開催
④同「朝陽」特集号発行
⑤現役生徒との交流(朝陽祭、ホームカミングデー、校歌祭など)
⑥他校同窓会との交流(樫友会、紫芳会、城北会、紫友同窓会、墨水会など)
⑦館山寮見学ツアー
⑧資料のデジタル化、映像のデータベース作成、旧校舎模型作成など。(校友会誌「朝陽」生徒会誌「轍」同窓会誌「陸柱」「朝陽」、卒業アルバムなど)
⑨母校への寄付(部活動の備品、楽器など)
⑩記念音楽祭及び記念美術展など(幹事長案)。

(6)当日:まず、同窓会の目的(会員相互の親睦、母校支援、組織・財政基盤の強化)を再確認し、2025年内に実施する企画を検討する。「110周年記念事業委員会」の設置。
1)応募事業案・事務局案紹介
2)プレゼン(応募事業案のうち数件)
3)自由討議

(7)「110周年記念事業委員会」の設置
1)目的:応募された記念事業企画案について、実現可能性等を検討し実施事業を決定、代表幹事会に提案し総会で決定する。記念事業決定後は、各事業の実行委員会(実行担当者)を統括する。
2)構成:副会長(2名)、幹事長、事務局長、代表幹事及び一般会員若干名。人選は、幹事長が行い、会長が委嘱する。
3)設置期間:記念事業終了まで

*2025年1月17日(金)までに「企画提案書」を受付し、役員会で検討、3月1日の「第77回代表幹事会」でワークショップを行う(説明)。
*「記念事業委員会」委員は、副会長(2)、幹事長、事務局長、代表幹事等若干名。8年後(2032年)まで設置するため、若い方にお願いしたい(説明)。
*企画案の募集は、多くの会員の関心を喚起し、帰属意識を高める効果はある(説明)。
*同窓会発会百周年(2027年)は、会員にはあまり知られていない。
(参考)発会50周年(1977年)には、「記念総会」を開催。内容は、模擬授業(6名)と総会議事、浦岡偉太郎氏(1回生)と林健太郎会長の記念講演、六声会合唱,福引き、懇親会(会費1000円)。会場は校舎内と記念会館。特別の記念誌は発行しなかったが、会報「朝陽」では「六中出てから半世紀」という企画を開始した(参考)。
*発会百周年記念総会の内容も検討したい。

幹事長が議案を提案、提案通り承認された。

------------- 報告 -------------------
<1> HPリニューアル及びSNSの活用について(広報強化委員会)2025年度に予算化。
報告内容は以下の取り。
①ウェブサイトリニューアルの方針と進め方に関して
*コストと現実性を考えた方針
新ウェブサイト(新HP)として新規作成する。現行ウエブサイト(旧HP)は、新HPリリース後そのまま残すが更新はしない。旧HPのコンテンツのうち、必要なものは徐々に新HPへ移行する(優先順位、取捨選択して)。
*今後の進め方
2025年度前半リリースを目指して新たなウェブサイトを制作する→次回役員会
URL(ドメイン)の変更、レンタルサーバーの変更などを検討中。
②ウェブサイトリニューアルに伴う2025年度予算に関して
*制作費+予備費で100万円弱。同窓会HP制作実績のある4社を検討、2社と面談
③ウェブ関連更新局(仮称)の開設→次回役員会
開設の目的として、
*人手が増えることでホームページ・SNS更新頻度を上げることができる。
*組織を構築することで、原稿チェック、引継ぎなどがスムーズになる。
*出来るだけ若い会員に運営に関わってほしい。
*運営に対する対価を支払い、安定感を持たせる。
他校の同窓会では、両国(WEB委員会10名)、小石川(広報局・HPグループ)小山台(HP運営委員会)などがある(資料5参照)。

*「WEB委員会」については、楠・須田両副会長が中心に人選を進める。
*他校(資料5)では、「広報委員会」としてWEB部会とともに会報編集部会を設置しているケースもある(説明)。
広報強化委員会楠委員長より、報告され了承された。


<2> 百周年記念事業報告書及び寄付者芳名録について(HPの活用)

 「2024年度事業計画」で、18500部印刷し「朝陽」と同封し会員全員に郵送する計画であったが、印刷・郵送費の増大、氏名等修正可能かなどからHPに掲載する方向で検討する

*2024年度事業計画では、「報告書」は18500部印刷し、会報「朝陽」と同封し会員全員に郵送する計画であったが、頁数が予想を超え160頁となり印刷費は約300~400万円、郵送費も値上がり、費用が過大となるため、精査した結果HPで公開することにする(説明)。
*少数の関係者には冊子を配布。印刷費の見積もりを依頼する。
*HPによる公開は、写真はカラーを使用でき、芳名録を訂正することもできる。芳名録にはパスワードを設定することも検討する

林慶治郎氏(報告書編集担当)より、上記内容が説明され了承された
「今年度の事業計画」の変更になるため、次回代表幹事会に提案する


<3> 一般財団法人「朝陽会」と朝陽同窓会の関係を検討する組織の発足
新入生説明会で、保護者へ支払いをお願いする「朝陽会」賛助金2万円、「同窓会」入会金1万5000円(予納金)が極めて分かりにくい。納入率は90%を下回る。他校は?

(参考)*一般社団法人紫芳会(立川高校同窓会)は、終身会費3万円(265名)、施設維持金(入会金)1万円(265名)の計4万円を3年時に徴収。( )内は2023年度実績。
一般社団法人城北会(戸山高校同窓会)は、予納会費5000円×3で15000円。卒業後10年分の会費に充当。
紫友同窓会(小石川中等教育学校)は、入会金6000円、納入者127名(83%)2022年度

資料2 旧制中学校を前身とする主な都公立高等学校同窓会の形態(2024年11月現在)
学校名 同窓会 財団法人 保有施設
一中(日比谷) 如蘭会 (公益)星陵会 星陵会館・勝山寮
二中(立川) 社団法人紫芳会 清明寮
三中(両国)* 淡交会 なし
四中(戸山) 社団法人城北会 (公益)深井奨学財団
(公益)戸山高校校友会

那須寮
五中(小石川)* 紫友同窓会 (一般)紫友会 なし
六中(新宿) 朝陽同窓会 (一般)朝陽会 館山寮
七中(墨田川) 墨水会 (一般)七星会 楽水寮・七生寮
八中(小山台) 菊桜会 (公益)小山台教育財団 小山台会館
九中(北園) 社団法人九曜会 (一般)三五会 なし
一市立中(九段)* 菊友会 (公益社団)九段 至大荘・尽性園
  *中等教育学校

*新入生保護者には、財団法人「朝陽会」賛助金2万円、「朝陽同窓会」入会金1万5000円(予納金)が極めて分かりにくい。同じ「朝陽」。組織面から、納入率向上を目指す方策も検討する。なお、62回生からは、卒業生全員から入会金を集めることができなくなり、同窓会への入会は任意になった(説明)。

*100年続いてきた母校の伝統行事「臨海教室」を今後も続けるためには、「館山寮」は持続可能なものでなければならない。そのためのカネの面(財政)、ヒトの面(組織)から再検討する必要がある(説明)。

*朝陽同窓会の一般社団法人化は、コロナ禍前の2020年2月の代表幹事会において、議案(事業計画)となっていたが、コロナ禍で検討がなされていない(参考)。

*財団法人「朝陽会」が維持管理する館山寮は、2019年の台風で倒壊したが、朝陽同窓会の同窓生から集めた「寄付」と「保険金」により2022年再建され、同年夏季の臨海教室から1泊2日で使用された。翌2023年から2泊3日となった。

*同窓会と財団の関係を今一度検討することには意義があり、その際、生徒が使用する海や山の施設を維持管理する他校の事例を参考に検討する。「清明寮」をもつ一般社団法人「紫芳会」(立川高校)なども参考にする。

幹事長より、他校同窓会との比較説明があり了承された。今後、組織(委員会)で「法人任意団体」、同窓会と財団との関係を整理、メリット、デメリットを検討する。

<4> 総会(6.29)111名、懇親会67名、ホームカミングデー(10.19)90名・懇親会35名
(1)2025年度「総会」:2025年6月中旬「対面」で開催予定。「書面」(昨年27名)は?
記念講演は24回生。コロナ禍前の2019年までは5月下旬に開催。

*コロナが明けたので、書面はやめてコロナ前の対面一本にするほうが良い。
*コロナ禍中と同様、書面も入れると遠隔地の会員の意見も聞くことが出来る。
*決算案を「朝陽」に掲載しないと「朝陽」の発行を早めることができ、総会日程も早まる。→決算案は、HPに掲載することを検討。
対面・書面併用での開催は検討課題とする。遠隔地や都合がつかない会員のことを考えると、「併用案」への賛成意見が多かった

(2)2025年度「ホームカミングデー」:内容や周知方法の検討が必要。

資料3 今までの「ホームカミングデー」(2016~2024年)
年月日 参加者 内容(各回校内見学及び合唱団を含む) 懇親会
第1回2016.11.19145名田中会長講演
第2回2017.11.18163名名授業、部活展示、管弦・チア部、業間体操3000円
第3回2018.11.24180名部活交流、ダンス・軽音楽部(生徒)2000円
第4回2019.11.23201名管弦楽部・軽音楽部(生徒とOBOG)2000円
第5回2024.10.1990名名授業、旧師との交流、業間体操3000円

<5>「朝陽あい基金」「朝陽奨学金」について
①「朝陽あい基金」募金(2024年開始)年間目標500万円、現在約160万円
  →奨学金給付、部活動支援、臨海教室支援、海外留学支援、教育環境整備など母校支援
②「朝陽奨学金」原資は「あい基金」「100周年記念募金」。各10万円
「学年奨学金」各学年3名、「就学援助金」3名(2年2、3年1)(10月支給)
「あい奨学金」3名(12月推薦・3月支給、卒業時の進学支援)合計150万円

<6>「朝陽祭」(9.1)台風のため、1日のみの開催。中学生や保護者、卒業生多数来場。

<7>「館山寮」開寮:臨海教室及び一般宿泊(7~8月)
 春季体験宿泊(5.10~13)30~40名
 秋季体験宿泊(9.13~15)満室

<8> 第1回房総大遠泳(9.15)立川・戸山・九段・新宿の4校、約40名参加。 
<9> 第32回東京校歌祭(10.27)杉並公会堂、19校が参加。約30名参加。
<10> 第15回戸山・新宿高校同窓会交流ゴルフ大会(10.31)武蔵松山CC、40名参加。
<11> 第30回0の会(11.18~24)4~31回生18名33点出展、ギャラリーくぼた(京橋) 
<12> 支部朝陽会:北海道朝陽会(7.6)、朝陽USA(9.1)、宮城朝陽同窓会(9.14)16名、群馬朝陽会(11.10)7名、九州朝陽会(12.8)15名
支部朝陽会には、申請により3万円支給。

<13> クラブOBOG会:バスケットボール部(9.22)30名、バドミントン部(10.12)32名(12.7)、硬式テニス部(11.23)約30名、柔道部(12.14)約10名

<14> 同期会:59回(10.5)約110名、17回(10.24)約50名、26回(10.26)約150名、45回(10.26)、7回(11.6)36名 ◎同期会には、初回結成時、申請により5万円支給
 (12~14は、同窓会HP等で判明したものだけです)

<15> 1年生向けキャリアガイダンス(2.12)12~13名の講師依頼

<16> 学校運営連絡協議会について:同窓会代表として幹事長が参加
第1回 7月13日(土)同窓会誌「朝陽」を配布、概況を説明。
 *学校経営計画及び教育活動の概況、現状と課題(教務部:組織目標・年間行事予定・年間授業計画・教育課程編成表、入学選抜結果、在校生の通学範囲について、進路指導部、生活指導部・総務部)、意見交換
◎推薦入試(7.63倍)学力検査(2.12倍)男女合同選抜、自校作成問題(国・数・英)
 練馬区(131)、世田谷区(98)、江戸川区(70)、板橋区(59)、杉並区(51)
第2回 11月16日(土)同窓会による奨学金や館山臨海教室など母校支援を解説。
*学校経営中間報告、本校の現状と課題(教務・進路指導・生活指導・総務各部)、学校評価アンケート
第3回 2月15日(土)予定

以上、幹事長より報告がなされ了承された


◎2024年度事業計画より
1 朝陽クラブ(再開を検討したが開催できず、次年度以降実施の可否も含め検討する)
2 名簿会計システム切り替え(次世代管理者育成)9~12月→引き続き実施。
 *城北会は、(株)イーストゲート同窓会管理システムサービスalumnetを導入(参考)

今後の「代表幹事会」開催日程について
コロナ禍前は平日(主に水曜日)夜間開催だったが、コロナ後は土曜午後に開催している。
今後の開催日程は?開催形式は「対面のみ」か「対面・書面兼用」か?

資料4「代表幹事会」開催日(2006~2024年)平日(水曜日)夜間、土曜午後。

2006年2.22水4.12水7.12水10.19木
2007年2.14水4.18水7.11水10.24水
2008年2.13水4.18金7.9水10.22水
2009年2.18水4.22火7.22水10.21水
2010年2.10水4.14水7.14水10.20水
2011年2.16水4.13水7.20水10.19水
2012年2.15水4.11水7.18水10.24水
2013年2.13水4.10水7.20土11.13水
2014年2.12水4.9水7.18土10.15水
2015年2.18水4.15水7.15水11.14土
2016年2.17水4.13水7.13水10.12水
2017年2.15水4.12水7.12水10.7水
2018年2.21水4.11水7.21土10.17水
2019年2.20水4.17水7.13土10.16水
2020年1.22水2.19水10.14~21①
2021年2.13土①5.8土①10.18土①12.3金①
2022年2.12土①5.6金①11.19土①
2023年2.25土①5.6土①11.11土②
2024年3.2土②5.18土②11.30土
*新型コロナ感染症流行のため①書面のみ、②対面・書面兼用

主な意見
*コロナ禍前までは、平日の18時開始だったため夕食を準備した。しかし、フルタイムの勤労者にとって18時開始はきつい。
*土曜日午後は、年配の代表幹事には安全であり、フルタイムの勤労者にも出席しやすい。
*代表幹事は、総数150名程度だが、毎回の出席者は20~30名程度。対面・書面兼用では、書面も対面とほぼ同数。参加できない代表幹事から貴重な意見を聞くことは大切だが、形式的な賛否を問うより、多様な意見を聞く機会を設定することも大切である(説明)。

6 その他
*名簿会計システム切り替えは、コロナ禍前の代表幹事会(2020年2月)で「事務局情報システム移管の検討―手作りのシステムから汎用パッケージへの切り替え」と記録あり(参考)。

⇒対面・書面併用開催は検討課題とする。土曜日午後開催で、対面・書面併用案に賛成する意見が多かった。

資料5 主要な都立高等学校同窓会内「組織」一覧(2024年11月現在)
府立一中(日比谷)如蘭会不明
府立二中(立川)紫芳会法務・総務財務・広報・組織・文化
・母校支援・校外施設
府立三中(両国)淡交会資料室・環境・会報・WEB(奨学金)
府立四中(戸山)城北会財務・広報・組織・事業運営・情報システム
府立五中(小石川)紫友同窓会交流局・教育支援局・環境企画局
・基金局・部活後援局・広報局・資料局
・伊藤長七研究委員会・会館問題研究委員会
府立六中(新宿)朝陽同窓会
府立七中(墨田川)墨水会広報・百周年
府立八中(小山台)菊桜会会計・名簿・庶務・システム・HP
府立九中(北園)九曜会未来創造・広報・記録・会員交流・母校支援

*27回卒業50年同期会 2025年5月開催
*32回同期会 2025年10月26日 京王プラザホテルにて
◎新代表幹事の紹介:7回吉村悟さん、27回松野淳子さん

以上