あい基金
経緯
「あい奨学金」とは若くして亡くなられた同窓生のご両親が「娘の結婚式のために」と貯えられた貯金を朝陽同窓会にご寄付頂いたことに始まります。ご寄付頂いたのは1992年で金額は1,050万円でした。
その後2006年の館山寮男子トイレの改修と浴室の改善に際してご遺族の同意を得て、財団法人朝陽会に対し800万円の寄付を行いました。ご寄付頂いた資金は設立当初から朝陽同窓会とは別個の会計管理を行い、朝陽同窓会は保管者としてその資金を預かっている形でした。
現状
朝陽同窓会が朝陽奨学金制度を設立したことに伴い、ご遺族の同意を得て2017年(平成29年)からあい基金を朝陽奨学金に取り込み、給付金額も20万円/年から30万円に増額しました。
朝陽同窓会の奨学金の原資は「あい基金」と100周年記念募金からの奨学金への引当額を一体とした運営としました。しかしご寄付くださった篤志を記憶にのこすべく、現在でも「あい奨学金」の名を残した運営をおこなっています。