創立100周年記念祝賀会 計画・中止に至る経緯報告

2018年

開催方針決定

10月に開催された第56回代表幹事会において、記念祝賀会の方針が決定されました。2018年に小石川高校が100周年記念祝賀会を着席800名で開催するとの情報を得たので、我々も同等かそれ位以上の祝賀会をと勇み立ちました。

・開催日時  2022年(R4)春、または秋
・参加人数  1,000名
・会費    1万円
・イベント  池辺晋一郎(15回)、坂本龍一(22回)、塩崎恭久(22回)の対談など
・準備委員会 阿比留みど里(17回)、金杉一朗(26回)、戸城幸夫(28回)、高橋寛(32回)、小野正浩(36回)
・事務局   吉村悟(7回)、鈴木佳津子(23回)、大池克幸(24回)

2019年

開催日や会場

 1月に開催された第1回準備委員会で以下の方針が決まり、2月の第57回代表幹事会において承認を受けました。
・開催日  2022年(R04)10月か11月の日曜日の午後
・会場   京王プラザホテルを打診中
・人数   着席800名が限度
・ゲスト  これから候補を選んで出演交渉を開始

開催日の決定

 10月の第60回代表幹事会では、開催日と会場の詳細について事務局から報告があり、2022年10月23日(日)の昼、京王プラザホテルで開催が承認されました。

2020年 
 
事業の停滞

 2019年10月に発生した台風による館山寮男子棟の崩壊や2020年春以降の新型コロナの拡大により、記念祝賀会についての大きな進展はありませんでした。

 しかし、開催プログラムの作成やゲストへの出演交渉などが、準備委員会と事務局との共同作業で実施されました。

2021年

開催規模の変更

 2月に書面開催された第64回代表幹事会では、原案の京王プラザホテルでの着席800人規模の記念祝賀会は経費負担が大きいとのことで他の案も検討された。

・原案 京王プラザホテル 800人 着席 収支700万円の赤字
・案 1 京王プラザホテル 400人 立食 収支350万円の赤字
・案 2 一般ホテル    400人 立食 収支150万円の赤字
・案 3 宴会場      200人 立食 収支 70万年の赤字

 代表幹事会に先立って行われた役員会では、案1または案2の賛同者が多かったとの報告もありましたが、最終結論は6月の総会迄に出すこととしました。

開催規模の決定

 5月に書面開催された第65回代表幹事会では、総会に上申する2021年度事業計画の審議も行われました。記念祝賀会については以下の通り。

・2022年10月23日(日)に京王プラザホテルで開催
・参加者数は400名とし、立食か着席かの判断はコロナの感染度合いを加味して判定
・ゲストは2021年度内に決定

祝賀会の詳細立案

 10月に書面開催された第66回代表幹事会では記念祝賀会の詳細が事務局から発表され承認されました。

・日時  2022年10月23日(日)  午後の3時間程度
・会場  京王プラザホテル     コンコードボールルーム
・参加者 400 名
・形式   立食、または着座 コロナ感染状況を加味して決定
・MC   三上(伊藤)彩子(18回)、小出朗(57回)
・プログラム
-来賓挨拶
-対談1 各界の功績者4名程度             
-対談2 世界で活躍の卒業生、現役先生、若い卒業生   
-演奏 合唱、管弦、軽音楽
・展示 同窓生の制作品など
・会費   10,000~12,000 円程度 事前払い
なお、個人出演者や対談参加者など概ね出演の了解を得ており団体の出演も出そっているとの報告がありました。
・広報   ホームページに記事掲載、LINE開設
・予算   360万円程度の支出を予想、但し参加者が400人の場合
・今後の日程
   -開催(実施・延期)、着席・立食、参加者人数の決定    1月
   -予算確定                       2月
   -京王プラザホテルと開催規模形式など契約        3月
    以降キャンセル料発生

2022年

開催要領の決定

 2月に開催された第68回代表幹事会で、懸念祝賀会の開催要領を報告、了承されました。

・開催日   2022年10月23日(日) 13:30~16:30
・会場    京王プラザホテル
・規模    着座400名
・会費    1万円/人、学生8千円
・日程    ニュースレターで第1次参加者募集 2月
       京王プラザホテルと契約        4月
       「朝陽71号」で第2次参加者募集    6月
       会費納入事前払い払時期        9月

・課題 コロナ禍の見通しの立たない中で安心してご参加いただく上で開催の判断が重要と認識
・契約 契約後の解約にはキャンセル料が発生するが、コロナ禍が原因となる解約の場合は、夏場までに決定されればキャンセル料は発生しない。
    また、開催した場合でも、上記の理由による参加申し込み人数減に対しては、減少分のキャンセル料についても同様
・開催の判断
 祝賀会準備委員会で意見を集約し、コロナの状況を踏まえて、事務局が4月(開催半年前)に契約するか否かの判断を行う。 また契約を締結した後も適宜感染状況をみながら、実施可否の判断を行う。
 祝賀会準備の都合上、最終の判断は8月までに実施
・予算    予算は400万円とする

ニュースレターの発行

朝陽同窓会は2月に全会員に対してニュースレターを発行し、特に記念祝賀会に関しては開催通知、および参加者募集要領の広報を行いました。

プログラムの決定

6月に入り記念祝賀会のプログラムも完成し、開催準備は全て整いました。
しかし気がかりなのはコロナの感染状況です。

新宿高等学校 創立100周年

記念祝賀会 企画案

開催日 2022年10月23日(日)
会場  京王プラザホテル
     コンコードルーム(5F)



主催 朝陽同窓会


記念祝賀会 式次第

開催テーマ 『自主・自律の精神を育んだ100年を祝い、
これからの100年にエールを送ろう!』
時間 食事目安 式次
13:30 5 オープニング 朝陽合唱団or管弦or合同
13:35 2 開会 総合MC 三上彩子S18
13:37 4 開会の辞 青柳正規会長S15
13:41 4 来賓あいさつ 薮田憲正学校長
13:45 5 乾杯 渡邊由美PTA会長
13:50 前菜13:50
スープ14:05
魚 14:20
40 お食事&歓談
14:30 20 音楽演奏 合唱/管弦 ・朝陽合唱団 ・六声会合唱団
・新宿フィルOB合奏団
14:50 30 対談#1:懐かしの新宿高校、そして人生のエピソード 池辺晋一郎S15、青柳正規S15、
塩崎恭久S22、(進行)三上彩子S18
15:20 肉15:20 10 お食事&歓談
15:30 15 音楽演奏 軽音 ・軽音OB_武内芳明S32他+ 卒業生バンドmoai(大学生)
15:45 デザート&コーヒー 20 対談#2:高校生活の紹介と未来に向けた夢 西村雄一氏S43、田久保裕之S52、ブラックパンサーベイノアS66、(進行)小出朗S57
16:05 15 業間体操 鈴木裕太S25、DVD出演者
健児の歌・校歌 朝陽合唱団、管弦、全員
16:20 3 閉会の辞(謝辞) 吉村悟S07 (元幹事長)
16:25 3 閉会 MC)三上彩子S18
調整残 4   (調整可能時間)  
合計 180
終了後は会場出口にて 同期毎の集合写真を撮って解散(分散解散)
写真撮影 平野哲郎S39、林慶治郎S18
ビデオ撮影 未定

記念祝賀会の中止

 8月に入り依然として新型コロナの感染は収束せず、朝陽同窓会は役員会を開催し記念祝賀会を中止することにしました。そして参加を申し込まれた方全員に以下のような様な文面の葉書を送付しました。

 この度は 朝陽同窓会主催「六中・新宿 創立100 周年 記念祝賀会」に参加のお申込みをいただき誠に有難うございます。

 10 月23 日の祝賀会開催を目指して準備を進めてきましたが、コロナ感染の拡大が止まりません。そこで朝陽同窓会では8 月6 日に役員会を開催して検討した結果、誠に残念ながら、「記念祝賀会の開催を中止する」との判断を致しました。

 中止の理由は多々ありますが、「記念祝賀会への参加者の多数が高齢者であり、会食を伴って3 時間もの会合を行うことには、やはり危険を伴う恐れがある」と認識したことによります。
 楽しみにされていた400 名を超える多くの皆さまにおかれましては、誠に申し訳ございませんが、未曽有の事でもあり、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。なお、今後の記念祝賀会の開催については改めて検討していく所存です。

 末筆ながら、コロナや熱中症など厳しい環境下にありますが、皆様方におかれましてはどうぞご自愛ください。

令和4年8 月17 日
朝陽同窓会 幹事長 橋本健一 (19 回)
〒160-0014 新宿区内藤町11-4 新宿高校内  電話 03-5368-8366
メール jchouyou@estate.ocn.ne.jp


まとめ

 ここにまとめとして最後まで記念祝賀会が開催されることを念じつつ、献身的に企画を推し進めてくれた事務局の大池克幸(24回)から、祝賀会出席予定者、また、出演予定者や準備に係わられた方々への御礼の挨拶を披露申し上げます。

無念! 2022年度計画の創立100周年記念祝賀会が中止に
~ 経過、そして参加を予定された皆さま、出演・準備関係の皆さまへ御礼~


 2018年、100周年事業実行委員会の場で当時の田中会長のご発声「先行する五中・小石川高校の100周年記念祝賀会に肩を並べ800人規模の盛大な祝賀会を是非行いたい!」に端を発した記念祝賀会は、その後の代表幹事会で承認され方針決定されました。 早速、京王プラザホテルに申し入れ、2022年10月23日(日)800人の予約を確保しました。 開催の3年前の事でした。     そして、翌年2020年初頭に「新型コロナウイルスの感染拡大」勃発。これが2年後の祝賀会に影響するなど当時は考えも及びませんでした。 また、2019年秋に台風に見舞われた館山寮の再建に向けて関係者での熱のこもった議論が進められていたのもこの時期でした。 振り返れば、新宿高校、そして同窓会にとってその先を憂える時期であった様に思います。
 祝賀会の本格的な検討を始めたのが2021年半ば。開催の主題をどうするか、3時間に及ぶプログラムをどうするか、出演者へのお願い、そして、宴会を盛上げるにふさわしいMCをどなたにお願いするか、更に、こうした諸課題を一緒に検討していただけるOBOGをどなたにお願いするか、などについて事務局内で案を持ち寄り始めた時期でした。兎に角、出来るだけ早めに事を進め、広報(会報誌「朝陽」、ホームページなど)に繋げ、多くの会員に広くお伝えすることを第一にスケジュールしました。
 2021年後半、8人による準備委員会のメンバーの皆さまの熱意あるご協力の下、また、MCをお受けいただいた三上(伊藤)(S18)さまから適切なアドバイスをいただき、色々なアイデアが出され、プログラムの確定、出演くださる先輩諸氏、朝陽合唱団をはじめとする団体諸氏が次々に決定され準備は順調に進んでいきました。ただ、コロナ禍であることを除けば…。
 2022年初頭、見通しのつかめないコロナ禍にあって当年秋の祝賀会を開催するか否かについて役員会で意見交換を実施。“過度な感染状況でない限り実施”との判断を受け、準備も加速し、6月から参加者の募集を始めた次第です。 その後、参加者も順当に伸び、夏ごろには予定の400人を超える状況まで至っていました。 会員の皆さまからの祝賀会に寄せる期待をひしひしと感じる日々でした。 
 そして8月…。“現下のコロナ感染状況より10月の祝賀会を開催するか否か”の直前判断を当初の予定通り役員会に諮ることになりました。 結果は、「中止が妥当」、何とも残念な結果。理解は出来ても直ぐに受け入れらない気持ちであったのは確かです。 せめて、規模縮小で実施など、別案提示があって欲しかったと…。 既に会費の徴収を残し、ほぼ段取りが出来ていた訳ですから…。コロナ憎しと言って行く先は無く、中止を受け入れざるを得ないことに至りました。
 ここまでが祝賀会中止に至る経過です。この間、出演予定の皆さま、MCの方々、準備委員会メンバー、そして楽しみにされていた多くの会員の皆さまに支えられて準備が進められたことを改めて感謝申し上げます。 


大池さん、大変長い間ご苦労様でした。