　ここは今年で30年、90０人の若者が延べ3700回も利用した実績があるのです。
そして彼等はいま立派な社会人として活躍しています。
　この小屋が、こう云う人材を育てたことに多少は貢献したのではないかと云う自負を
持っていますし、これからもお役に立てないかとの思いは僭越ながら消えません。

　喜寿ともなり、体力・資力も限界で、幕引きは仕方ないと覚悟はできました。
でも、若しもこんなことに関心を持ってくれる人達がいたら、私もあと数年は生きられそ
うですから、その間に小屋番の引き継ぎはできると思い、後継者を探しているところなの
です。

　此の小屋が、こんなに長いこと、大勢の若者を惹き付けたのは何だったか、ＨＰをご覧
になって推察してみてください。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（中２１回）野寺哲夫

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