館山寮再建への取組

このページは2019年9月の台風19号で損壊した館山寮(旧 塩見寮)再建の取組をお伝えする為のページです。

1.館山寮の損壊・復旧状況

 館山寮が台風で損壊してから、現在に至るまでの、台風被害状況・損壊跡地の改修・などの様子(損壊の状況や、瓦礫の後片付けの様子、など写真も沢山掲示しています)はこちらのブログからご覧ください。
 皆様からの応援メッセージも、ブログへのコメントとしてお寄せくださると、再建推進の励みになります。よろしくお願いいたします。

2.館山寮の維持管理・運営

 館山寮は、財団法人朝陽会(同窓会とは別組織)が所有・管理する固定資産(土地および建物)です。しかしながら、財団朝陽会は日常業務をこなす人員を抱えて居ませんので、朝陽同窓会事務局がその業務を代行しています。すなわち、学校の臨海教室の運営サポートや、館山寮の一般宿泊(同窓会員やその家族)などの管理も朝陽同窓会が行っています。一方朝陽会の代表理事には同窓会長が就任する慣行であり、理事には学校側、PTA、の代表の他に同窓会副会長が入ることで、朝陽会と同窓会の意思疎通が図られるようになっています。

 また、館山寮の維持管理・運営に掛かる費用は、財団朝陽会の資産(現預金)でまかなわれますが、朝陽会の収支状況は、はかばかしく無いため、朝陽同窓会から資金面の援助(諸修復費用の一部同窓会負担)を行っています。

 ちなみに、建屋損壊前、臨海教室が行われていたころ(2019年??)の収支は、たとえば以下のようになっていました。

財団の収支 内容 金額
収入 館山寮の利用料金収入など
(生徒や同窓会員の宿泊費用など)
その他の収入
朝陽同窓会からの支援金
支出 館山臨海教室の運営に要する費用
(臨海教室や宿泊者への食事、光熱費など)
その他の支出
収支

 これまでの同窓会からのここ数年の主な支援は以下の通りです。下表には、今回の台風による損壊の対策費用を含んではいません。

時期 内容 同窓会からの
支援額金額
全体費用に対する
同窓会支援の割合
H28年度完了 第一期改修工事
厨房改築・食堂改善
750万円 30%
第二期改修工事
船倉改修・竹藪伐採
420万円?

3.損壊した館山寮の再建

3.1.資金面

 再建のための金銭的原資は、現在のところ以下の通りです。

内容 金額 備考
財団の現預金 建屋損壊に対する保険金85百万円を含みます
館山寮再建募金 25百万円 募金目標額は50百万円です
同窓会100周年記念
募金からの充当
最終的にどれだけ引き当てるか検討中です

 しかし、上記の資金は全額を再建のために充当することはできません。毎年の維持管理にも資金を割り当てておかないと、建屋は出来たが、維持管理ができないという状況に陥り兼ねません。再建に幾ら掛けるかは、これから再建実行委員会での議論を経て決めてゆきます。

 再建のために使ったお金は、現在(2021年4月末現在)のところ以下の通りです。

内容 金額 備考
倒壊建物撤去および跡地整備

3.2.進め方

 2021年度からも、これまでに引き続き、以下のような進め方で再建を推進してゆきます。

 (1)館山寮を保有する朝陽会理事会からの検討依頼を受けて、
 (2)館山寮再建実行委員会で推進案(再建する建屋の基本構想作成、設計業者や建築業者の候補者選定など)を作成
 (3)再建実行委員会からの答申(検討結果の提案)を、朝陽会理事会で審議・具体案決定
 (4)朝陽理事会から設計・施工業者へ発注

 朝陽同窓会は、財団朝陽会の下部組織である「館山寮再建実行委員会」への直接指揮命令権はありませんが、実行委員会の上部組織である財団朝陽会の代表理事は同窓会長(明文化されたルールではありませんが、これまでの慣行でこのような人員体制となっています。以下業務執行理事についても同じ)、二人の業務執行理事のうち一人は同窓会事務局長(もう一人は学校長)であること、実行委員会構成員は全員同窓会メンバーであることなどにより、同窓会の総意と齟齬の無い再建を進めてゆくことができる体制となっています。

3.3.館山寮再建実行委員会

再建実行委員会に関する規約はこちらを参照してください。

再建実行委員会での議論内容・決定事項は以下の通りです。表中の会合名(第〇回再建実行委員会 など)をクリックしていただければ、当該会合の議事録など参照いただけます。

開催日 会合 主な決定事項 備考
〇〇年〇月〇日 第1回再建実行委員会 〇〇〇〇
〇〇年〇月〇日 第2回再建実行委員会 〇〇〇〇