東海朝陽会
愛知、岐阜、三重の東海三県の卒業生が集う「東海朝陽会」
第1期(昭和32年) 朝陽同窓会「中部支部」として発足
東海朝陽会は昭和32年2月1日、愛知、岐阜、三重の三県にまたがる二十数名が参加して第1回懇親会を開催、盛大に中部支部の結成を祝った。
その席では、
①名称「朝陽会中部支部」
②役員選任 支部長、山森常吉さん(中X回)、副支部長吉田春一郎さん(中X回)、幹事数名、
③支部旗の作成
④ 会合は年2,3回とし内一回は家族招待、等の活動方針を決め、別所先生の音頭で万歳三唱との記事が、同窓会報『朝陽』第4号(昭和32年4月)に、幹事の都竹武年雄(中14回)により「朝陽同窓会中部支部 盛大な結成会を挙行」と題して報告されている。
結成総会の僅か5か月後の7月6日には早くも第2回総会が行われ15名が出席との記事が朝陽』第5号(昭和32年11月)に掲載されている。そこには第一回総会で作成を決議したばかりの真新しい「中部支部旗」を背景に出席者の笑顔が並んでいる。
第2期(平成4~6年)東海朝陽会として再開
修学旅行で訪れた在学生歓迎用の支部旗を早々に作るなど、ロケットスタートを切った東海朝陽会だが、第2回総会の翌年から平成4年まで30年以上、『朝陽』誌面から姿を消していた。想像するところ、同窓生の集まりは色々な形で残っていたものの、世話役不在などの事情があって『朝陽』への投稿が途絶えていたのだろう。
東海朝陽会の名が『朝陽』に再登場したのは平成4年発行の第41号。東海朝陽会再開第一回と銘打って中7回から36回生まで42名が集合し名古屋大学名誉教授の榊友彦氏(中12回)が会長に就任された。その2年後平成6年にも23名が集まって再開第2回が開催された。参加者には後に東海朝陽会の中心となる、当時中日ドラゴンズコーチの井手峻さん(14回)も参加された意義深い会であった。
第3期(平成22年~現在) 幹事団再結成で今後に勢いが
その後再び休眠状態を経ての復活は東海地区大フィーバの平成22年。中日ドラゴンズが大逆転でセリーグ制覇、名古屋グランパスのJリーグ初優勝、女子フィギュアでの中京地区出身選手の大活躍と、その勢いが後押したかのように平成22年、平成23年、平成25年(参加者はそれぞれ34,26,26名)と毎年のように総会が開催された。当時同窓会事務局長だった同期秋山小南君が助力してくれたこと、そして何よりも、中日ドラゴンズ元投手で球団役員の井手峻さん(14回)の幹事団参加で求心力が高まったことが大きかった。
その後充電期間を経て平成30年6月に開かれた総会では、東海朝陽会活性化のため幹事団を再結集しよう声が盛り上がり、小宮山 享さん(12)の提案に基づき、早急に体制づくりに着手すること決めた。その後有志で話し合いを重ね、同年10月には以下6名による幹事団が発足し、2020年度以降の毎年開催を目指し、運営体制、運営方針を決めるなどして力強く再出発した。そして2019年(平成31年)4月には新幹事団による初総会が、12名が参加して開催された。
今後も幹事一同力を合わせて、「東海朝陽会」が東海地区の新宿高校卒業生の集う場として、また、心の拠り所としての役割を担っていきたいと思っている。 古川秀昭(15)記
幹事 野々田 博(中20)、小宮山 享(12)、古川秀昭(15)、山川悦子(20)、服部牧子(20)、連絡先(仮) 古川秀昭 058-242-0324 090-2136-0947